AD(エー・ディー) | アシスタント・ディレクターの略、助監督、演出助手のこと。(>アシスタント・ディレクター) |
AEカメラ | 自動露光調整カメラ。 |
A/D変換 | アナログ・デジタル変換の略。 |
AV(エー・ブイ) | Audio-Visualの略。音響と映像のこと。 かつてはビデオ作品のことを呼んでいたが、アダルトビデオが出始めてからこの言葉は恥ずかしくて使わなくなった。 |
F-V(エフ・ブイ) | Film to Video の略。フィルムをビデオに変換する事。別名「テレシネ」。 |
H(エッチ) | hour (時間)のこと。他に収録テープのロール番号にも使う。例「テープは3H(さんエッチ)からはじめてください」 |
HMIライト | 撮影用のライトの名称。家庭用のAC電源が使用できる。 |
NG(エヌ・ジー) | ノー・グッドの略。撮影上の失敗、あるいは演出上の過失によって不採用となる事。 |
NTSC | 日本、アメリカ等のビデオの標準方式。水平走査線数が525本。フレーム数は30/秒である。 |
MA(エム・エー) | 録音のこと。ビデオの音声ダビング処理。(Multi Audioの略) |
MAV(エム・エー・ブイ) | Multi Audio Video の略。MAに同じ。 |
MC(エム・シー) | master of ceremonyの略。司会者のこと。 |
映 倫 | 「映像倫理規定」、又はその運営にあたる「映倫管理委員会」の略。 |
エキストラ | 群衆、通行人のこと。別名「仕出し」とも言う。 |
エキストラ・カット | シナリオや絵コンテに指示のないもので、風景やその時々の季節の映像を映すこと。後で編集の時に必要になる。 |
絵コンテ |  カット毎の絵柄を描いたマンガ的な台本。これを基に監督のイメージをスタッフに伝える。劇映画の場合、主に特撮や合成カットの時に綿密に描く。 人物主体のドラマの場合、監督の台本上に線で区分けし、簡単なポンチ絵ですますことが多い。 アニメーションの場合は全カットを絵コンテにして作業に当たる。
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エスタブリッシング・ショット | 一つのシークエンスを構成するときに一番最初に使うカットで、場面全体を広く写した画面(風景)のこと。 このショットで、場面はどこの場所であるかを提示する効果がある。 |
エディット・シート | 
ビデオ編集を行う時、事前に素材テープのタイムコードを書き写し、オンライン編集を円滑に行うための記録シートの事。
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エピソード | 一本の劇映画は40~50位のエピソードから成っているそうだ。一つのエピソードは3シーンで作られる。 |
エピローグ | 終局、幕切れ。本編が終わった後に補足的に付け加えられた場面。(対語 プロローグ) |
エフェクト | 効果。テーマや雰囲気を生かすために使うもの。照明効果、音響効果、の使い方がある。 用例「ここにエフェクトをかけよう。」 |
エマルジョン | 乳剤。フィルムはベース(基板)とエマルジョン面(乳剤面)に分かれる。 映像が写るのはエマルジョン面。さわるとデコボコしている。 |
エマルジョン番号 | フィルムや印画紙についている乳剤の製造番号のこと。 フィルム撮影の場合は、色調をそろえるためエマルジョン番号の同じフィルムをロケで使用する。 |
エレン | 
エレンクリップの略。紙ばさみ形のクリップ(鋏み金具)のこと。 ドラマやスタジオ撮影では必需品。カーテンや黒紙をエレンでとめるのに使われる。
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エレンシェード | 八百屋の店先に使われている照明器具。 裸電球にソケット、金の傘にクリップがついてて、軒下の鉄パイプなどにクリップどめしてある。 |
エンド | 終わり。 |
エンドロール | フィルム作品の巻末に継いであるフィルム。映画の最後に流れるスタッフタイトルの事。 |